アメリカ映画 『ゴッドファーザー』 The Godfather Waltz & Love Theme

監督: フランシス・フォード・コッポラ Francis Ford Coppola
音楽: ニーノ・ロータ Nino Rota
主演:マーロン・ブランド(ドン・ヴィトー・コルレオーネ)

 

『ゴッドファーザー』(原題: The Godfather)は、1972年に公開されたアメリカ映画。監督はフランシス・フォード・コッポラ。マリオ・プーゾの小説『ゴッドファーザー』の映画化作品。 公開されると当時の興行記録を塗り替える大ヒットになり、同年度のアカデミー賞において作品賞・主演男優賞・脚色賞を受賞した。1990年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された。

1972年3月15日に全米で映画が公開されると爆発的なヒットとなり、『ジョーズ』(1975年)に破られるまでのハリウッドの興行収入記録を打ち立てた。批評家たちからも映画の内容を絶賛され、同年度の第45回アカデミー賞で作品賞を獲得した。続編の『ゴッドファーザー PART II』もアカデミー作品賞を受賞したため、今日に至るまで正編と続編でアカデミー作品賞を獲得した唯一の例としても有名。
マーロン・ブランドはヴィトー役での年齢を重ねていく演技が絶賛され、アカデミー主演男優賞を獲得した(ただし、受賞は拒否)。アル・パチーノやジェームズ・カーン、ロバート・デュヴァルなど共演した俳優たちも、この作品によって一気にスターダムにのし上がった。
コッポラは本作を製作中にヒット作『フレンチ・コネクション』を鑑賞しており、その出来栄えを高く評価し、「同じマフィア映画でも、『ゴッドファーザー』は暗くて退屈で悲しい映画だ。男が座って会話する場面ばかりだ。『フレンチ・コネクション』のようにヒットすることはないだろう」と語っていたという。その後「本作が成功したのは私の力ではない。多くの優秀なスタッフに恵まれたからだ」と謙虚なコメントをしている。

公開当時にはあまり知られていなかったマフィアの世界を一般に知らしめ、現在に至るまでそのステレオタイプを確立した映画である。マフィアを題材にした作品として抜群の知名度を誇るため、他の映画やテレビドラマ、ゲームなどでパロディにされることも多い。作中でしばしば繰り返される印象的なセリフ「奴が決して断れない申し出をする」(原文:I'm gonna make him an offer he can't refuse)は特に有名であり、ブランドの特徴的な話し方と共にしばしば物真似の対象となっている。2005年にはアメリカ映画協会選定の名ゼリフランキングの第2位に選出された。また、カクテルのゴッドファーザーはこの映画から名付けられたものである。 『ゴッドファーザー』の第一作と第二作で「マフィアの暴力を間接的に礼賛している」として、映画の人気とは対照的に知識人たちから批判を受けたことをコッポラは告白している。

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