春の日の花と輝く (原題:Believe Me, If All Those Endearing Young Charms)

指揮: 岩城 宏之 Hiroyuki Iwaki
東京混声合唱団 Tokyo Philharmonic Chorus

 

春の日の花と輝く 
《訳詩:堀内敬三》
1.春の日の花と輝く うるわしき姿の
  いつしかにあせてうつろう 世の冬は来るとも
  わが心は変わる日なく おん身をば慕いて
  愛はなお緑いろ濃く わが胸に生くべし
2.若き日の頬は清らに わずらいの影なく
  おん身今あでにうるわし されど面(おも)あせても
  わが心は変わる日なく おん身をば慕いて
  ひまわりの陽をば恋うごと とこしえに思わん

この歌はアイルランドの古い民謡(1600年代中頃)にアイルランドの国民的詩人トー-マス・ムーア(Thomas Moore 1779~1852)が作詞したもので、作曲者は不明です。この曲はこの他にもさまざ-まな歌詩がつけられています。1836年に米国ハーヴァード大学の創立200年祭時に-発表された卒業式歌「Fair Harvard 麗しきハーヴァード」(作詞者はサミュエル・ジルマン教授)でも使われおり、また、1-841年に英国の会衆派の牧師の妻であったジェマイマ・トンプソン・リューク夫人作詞-の賛美歌467番「思えば昔イェスきみ」にも使われている世界的な名曲です。日本語訳-は堀内敬三氏の名訳です。
芸大声学科卒業生によって結成された東京混声合唱団の素晴らしい合唱をお聞き下さい-。
モデルは明治の外交官陸奥宗光の妻の陸奥亮子です。英国の外交官アーネスト・サトウは-日記に『若くて大変な美人、涼しい眼と素晴らしい眉』と賛美している。現代から見ても-これほどの美人は見かけない。正に「日本のクレオパトラ」と私は思っています。

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