この空を飛べたら

作詞・作曲: 中島 みゆき
歌: 加藤 登紀子

 

空を飛ぼうなんて 哀しい話を  いつまで考えて いるのさ
あの人が 突然 戻ったらなんて  いつまで考えて いるのさ
暗い土の上に 叩きつけられても  こりもせずに 空を見ている
凍るような声で 別れを言われても  こりもせずに 信じてる 信じてる
ああ 人は昔昔 鳥だったのかも 知れないね  こんなにも こんなにも 空が恋しい
 
飛べるはずのない 空 みんなわかっていて  きょうも走っていく 走っていく
戻らないあの人 私わかっていて  きょうも待っている 待っている
この空を飛べたら 冷たいあの人も  優しくなるような気がして
この空を飛べたら 消えた何もかもが  帰ってくるようで 走るよ
 
ああ 人は昔昔 鳥だったのかも 知れないね  こんなにも こんなにも 空が恋しい
ああ 人は昔昔 鳥だったのかも 知れないね  こんなにも こんなにも 空が恋しい。

「この空を飛べたら」は、1978年3月10日に加藤登紀子がリリースしたシングル。
フジテレビ系ゴールデンドラマシリーズ『球形の荒野』の主題歌。 累計売上は35万枚。
作詞・作曲ともに中島みゆき。加藤がテレビで「世界歌謡祭」のグランプリを受賞した中島を見て、同コンテストを主催したヤマハ音楽振興会に電話を入れて中島に会わせてもらい、曲を依頼したという。
同年12月31日に、作詞者の中島が、この歌で、第20回日本レコード大賞西條八十賞を受賞する。
1979年11月21日リリースの、中島のアルバム『おかえりなさい』で、中島本人の歌唱が、6番目に収録されている。なお、加藤の歌と中島の歌には、2コーラス目の歌詞に若干の差異がある。

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