カルチェラタンの雪 La neige du Quartier latin

作詞:門谷憲二  作曲:岡本一生 
歌:布施 明
ヴァイオリン:宮本 笑里(元オーボエ奏者 宮本文昭の次女)

 

カルチエ・ラタン(Quartier latin)は、パリの地名である。
セーヌ川左岸、5区と6区にまたがる区域で、ソルボンヌ大学をはじめ大学が集中しており、昔から学生街として有名。カルチエは「地区」、ラタンとは「ラテン語」のことであり、「ラテン語を話す(=教養のある)学生が集まる地区」という意味が語源。サン・ミッシェル広場やサンジェルマン大通りなど、観光名所も多い。

カルチェラタン

悪かった もう泣かせたりしない
だからはやくコートを着て
ともだちに おやすみを言って
抱き合って家に帰ろう
寒かった 夜ひとりで寝るのは
ずっと君を想っていて
窓をたたく 風のいたずらも
君の足音に聞こえた
 
雪がふる 鐘がなる
くちづけは歩きながら
カルチェラタンの哀しい灯りが
凍りつかないうちに
 
こわかった もう逢えない気がして
どんな愛にも 証しはなく
さよならは 突然にくると
僕だって 知っているから
手を貸して 火をつけたい煙草に
通りすぎる冬の中で
知り合ったあの頃のままに
さりげなく腕をからめて
 
雪がふる 鐘がなる
くちづけは歩きながら
カルチェラタンの哀しい灯りが
凍りつかないうちに

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