日本の歌:心の窓にともし灯を

作詞:横井弘 作曲:中田喜直 編曲:宮川泰
歌:小鳩 くるみ

いじわる木枯し 吹きつける
古いセーター ぼろシューズ
泣けてくるよな 夜だけど
ほっぺをよせて ともしましょう
心の窓に 灯を
ホラ えくぼが浮かんで くるでしょう
真珠にかがやく 飾り窓
うつる貧しい シンデレラ
ポッケにゃなんにも ないけれど
かじかむ指で ともしましょう
心の窓に 灯を
ホラ 口笛ふきたく なるでしょう
暖炉をかこんだ 歌声を
遠くきいてる 細い路地
ちっちゃなたき火は 消えたけど
お空をみつめ ともしましょう
心の窓に 灯を
ホラ 希望がほのぼの わくでしょう

「心の窓にともし灯を」は、1959年に発表され、翌1960年にリリースされたザ・ピーナッツの楽曲である。
当時は洋楽カヴァーを主としていたザ・ピーナッツのオリジナルソングの初期の作品である。

歌詞の内容は、人間を励ますという趣旨となっている。
まず、1959年12月に「NHK歳末たすけ合い運動」の一環として作成され、同月の「歌の広場」でザ・ピーナッツにより歌唱されたのがこの楽曲の始まりである。この時同番組内で、盲学校の生徒と合同に歌唱されていたのが話題となり、以後この楽曲の人気が急激に上昇した。

レコードは1960年4月にザ・ピーナッツ版が発売された。この楽曲は同年にNHKテレビ歌謡の「今月の歌」にも指定されていた。
2000年代に至るまで全曲集CDにも定番曲の一つとして収録される機会も多く、かつ一時期には中学校音楽科の教科書に掲載されていたこともあり、現代でも知名度が高い楽曲となっている。

なお、後年ペギー葉山、ダーク・ダックス、倍賞千恵子がカヴァーしていた。

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