小さな旅 SL冬の湿原号

作曲:大野雄二 / 演奏:アンサンブル・デ・ヴォワィヤージュ
冒頭部の短いイントロに続き、イングリッシュ・ホルンにより印象的な旋律が奏でられる。

SL冬の湿原号とは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が釧網本線釧路駅 - 標茶駅・川湯温泉駅間にて2000年(平成12年)1月8日から運行している、蒸気機関車 (SL) 牽引による臨時列車である。

重連運転するSL冬の湿原号

運行時期
2月を中心に1月から3月まで運行される。2013年(平成25年)は、当時牽引機の一つであったC11 207の車輪トラブルのため、一部の日はディーゼル機関車牽引による「DL冬の湿原号」として運転された。また、2017年(平成29年)も、牽引機のC11 171の車輪に傷が発見され、2月11日以降は全日ディーゼル機関車牽引による「DL冬の湿原号」として運転された。

運行サービス
釧路湿原を縦断するため、タンチョウ、エゾシカ、オオワシなどの大型野生動物に出会うことがごく普通であり、その際には列車を停止させてやり過ごすことがある。観光列車であるため、車内アナウンスによるガイドや乗車記念品の車内販売も行われる。また、この時期、JR北海道は知床斜里 - 標茶間で臨時バス「ツインクルバス知床号」を運転し、SL冬の湿原号と同様、2月を中心に1月から3月までの期間、網走 - 知床斜里間を運行する観光列車「流氷ノロッコ号」からの乗り継ぎを実施している。一度の運行に約400人前後が乗車する、人気の高い観光列車である。

停車駅:釧路駅 - 東釧路駅 - 釧路湿原駅 - 塘路駅 - 茅沼駅 - 標茶駅

牽引機関車:C11 171
台枠や台車などの車両の重要部に摩擦やひびが発生していることによる修繕が必要となることから、2021年(令和3年)に苗穂工場で全般検査を実施予定である。また、SLの重要部であるボイラーは、大阪の業者へ搬送させた上で、検査および修繕を実施予定である。

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