故郷を離るる歌

作詞:吉丸一昌(大分県臼杵市出身)原曲:ドイツ民謡 
歌:フォレスタ FORESTA

故郷を離るる歌は、ドイツ民謡を原曲としたといわれていて、吉丸一昌(1873-1916)が作詞した別れの歌である。
「故郷を離るる歌」はドイツ民謡「Der letzte Abend」(最後の夜)または「Abschied」(別れ)を原曲としたとして、吉丸一昌(1873-1916)が翻訳・作詞して、『新作唱歌 第五集』(1913年7月出版)に発表されて以来、今でも広く愛称されている。。ドイツ中南部のフランケン地方の民謡ともされているが、原民謡はよく知られていない。

日本語歌詞
園の小百合、撫子(なでしこ)、垣根の千草。
今日は汝(なれ)をながむる最終(おわり)の日なり。
おもえば涙、膝をひたす、さらば故郷。
  さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。
  さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。

つくし摘みし岡辺よ、社(やしろ)の森よ。
小鮒釣りし小川よ、柳の土手よ。
別るる我を憐(あわれ)と見よ、さらば故郷。
  さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。
  さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。

此処に立ちて、さらばと、別(わかれ)を告げん。
山の蔭の故郷、静(しずか)に眠れ。
夕日は落ちて、たそがれたり、さらば故郷。
  さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。
  さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。

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