作詞:A.Voznesnkij 作曲:R.Pauls
歌: 加藤 登紀子
小さな家とキャンバス他にはなにもない 貧しい絵描きが女優に恋をした 大好きなあの人にバラの花をあげたい ある日街中のバラを買いました 百万本のバラの花を あなたに あなたに あなたに あげる 窓から 窓から 見える広場を 真っ赤なバラで うめつくして・・・・・ |
ある朝彼女は真っ赤なバラの海を見て どこかのお金持ちがふざけたのだと 思った小さな家とキャンバスすべてを 売ってバラの花買った貧しい絵描きは 窓の下で彼女をみてた 百万本のバラの花を あなたは あなたは あなたは見てる 窓から 窓から 見える広場は 真っ赤な 真っ赤な バラの海・・・・・・ |
出会いはそれで終わり 女優は別の街へ 真っ赤なバラの海ははなやかな彼女の 人生貧しい絵描きは 孤独な日々を送った けれどバラの思い出は心に消えなかった 百万本のバラの花を あなたに あなたに あなたにあげる 窓から 窓から 見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして・・・・・ |
「百万本のバラ」は、ラトビアの歌謡曲を原曲とするロシア語の歌謡曲である。ソビエト連邦の歌手アーラ・プガチョワの持ち歌として知られる。日本では加藤登紀子による日本語版でも知られる。
ロシア語版の作詞は、アンドレイ・ヴォズネセンスキーによるものである。1982年にメロジヤから33回転シングル盤として発売された。多くのテレビ番組やラジオ番組で取り上げられ、ソ連崩壊まで長きにわたって絶大な人気を博した。1983年には日本でもLP盤としてビクターよりリリースされ、1988年には同じくビクターよりCDが出された。
歌詞の内容はグルジアの画家ニコ・ピロスマニがマルガリータという名の女優に恋したという逸話に基づいている。ラトビアの作曲家が書いた曲に、ロシアの詩人がグルジアの画家のロマンスを元に詞をつけ、モスクワ生まれの美人歌手が歌うという、多様な民族の芸術家が絡んでいる点で、ソ連ならではの歌とも言える。
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