ロシア歌謡 満州の丘に立ちて На сопках Маньчжурии

作詞:A.マシストフ、作曲:I.A.シャトロフ、日本語譯:笹谷榮一郎
バリトン: ディミトリー・ホロストフスキー Dmitri Hvorostovsky

 
1.静かに霧は流れ
  雲の彼方に 月は輝きぬ
  白く光る十字架
  安らかに勇士は 丘に眠りぬ
  面影わすれじ 永久(とわ)に
  勝利の誓い はたさん
  やがて平和は来たりぬ
  我等が上に
2.静かに霧は流れ
  雲の彼方に 月は輝きぬ
  白く光る十字架
  安らかに勇士は 丘に眠りぬ
  なつかし母 若き妻 嘆き悲しむ
  勇士を偲び惜しむ 全ロシア
  静かに霧は流れ
  雲の彼方に 月は輝きぬ
  1906年、日露戦争に参戦したイリヤ・アレクセエヴィッチ・シャトロフによって作曲された曲。シャトロフは、1879年生まれである。日本軍との戦いで死んだ戦友を偲んで作られた曲とされている。最初は歌詞なしであった。
作曲されたその年から現在に至るまで、数種類の歌詞がつけられ、ロシア語版ウィキペディアでは、5つの歌詞が紹介されている 。1926年発表の、アレクセイ・イワノヴィッチ・マシストフ の歌詞が、よく聴かれる。
ロシア革命後の混乱のさなかのシベリア出兵による日本軍との戦闘で亡くなった兵士をイメージに置いたものとされている。
ロシア歌謡としては、長きに渡り歌い継がれてきた名曲である。YouTube でも、お目見えする。
日本において、笹谷栄一郎の訳詩がつけられ、ロシア民謡として歌われている。しばらくは、ロシア民謡愛好家やうたごえ運動のレパートリーとなっていた。1994年に加藤登紀子が発表したCD「ロシアのすたるじい」の曲となっている。
 
満州の丘に立ちて  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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