ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」"Pictures at an Exhibition" (ラヴェル編曲のオーケストラ版)

指揮: ヘルベルト・フォン・カラヤン Herbert von Karajan
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berliner Philharmoniker

 

 第1プロムナード Promenade 5/4, 6/4 - 6/4 変ロ長調
1. 小人(グノーム) Gnomus 3/4 - 4/4, 3/4 - 3/4 変ホ短調
 第2プロムナード [Promenade] 5/4,6/4 変イ長調
2. 古城 Il Vecchio castello 6/8 嬰ト短調
 第3プロムナード [Promenade] 5/4, 6/4 - 4/4 ロ長調
3. テュイルリーの庭 - 遊びの後の子供たちの口げんか 4/4 ロ長調
4. ビドロ(牛車) Bydlo 2/4 嬰ト短調
 第4プロムナード [Promenade] 5/4, 6/4, 7/4 - 3/4 ニ短調
5. 卵の殻をつけた雛の踊り 2/4 ヘ長調
6. サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ 3/4 - 4/4 変ロ短調
 第5プロムナード Promenade 5/4, 6/4, 7/4 変ロ長調
7. リモージュの市場 Limoges - Le marche 4/4 - 3/4 - 4/4 変ホ長調
8. カタコンベ - ローマ時代の墓 Catacombae - Sepulchrum Romanum 3/4 イ短調
 死せる言葉による死者への呼びかけ Cum mortuis in lingua mortua 6/4 ロ短調
9. 鶏の足の上に建つ小屋 - バーバ・ヤガー 2/4 - 4/4, 2/4 - 2/4 イ短調
10. キエフの大門 (La grande porte de Kiev)

組曲『展覧会の絵』(露:Картинки с выставки; 仏:Tableaux d'une exposition)は1874年にロシア国民楽派を代表する作曲家、モデスト・ムソルグスキーによって作曲されたピアノ組曲である。
『展覧会の絵』はムソルグスキーが、彼の友人であったヴィクトル・ハルトマン(ヴィクトル・ガルトマンとも)の遺作展を歩きながら、そこで見た10枚の絵の印象を音楽に仕立てたものである。ロシアにとどまらずフランス、ローマ、ポーランドなどさまざまな国の風物が描かれている。また、これらの10枚の絵がただ無秩序に並ぶのではなく、『プロムナード』という短い前奏曲あるいは間奏曲が5回繰り返して挿入されるのが特徴的で、このプロムナードはムソルグスキー自身の歩く姿を表現しているといわれる。『プロムナード』、『古城』、『雛の踊り』、『ビドロ』、『バーバ・ヤーガの小屋』、『キエフの大門』、など覚えやすいメロディーと緩急自在の構成(ユーモラスな曲、優雅な曲、おどろおどろしい曲、重々しい曲など)から、ムソルグスキーの作品の中でももっとも知られた作品の一つである。

この曲の最も有名な編曲はラヴェルのオーケストレーションによるものであり、オーケストラの演奏会で取り上げられる演目のほとんどはこの版だが、他にも多くの版が存在する。ラヴェル以降に作られた管弦楽版は、ラヴェル版(またはラヴェル以前に作られたリムスキー=コルサコフ版)を参考にしているものが多く、その影響はきわめて大きい。

ムソルグスキー:展覧会の絵

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