フォスター: 主人は冷たい土の中に Massa's in the Cold, Cold Ground

歌: ネルソン・エディ Nelson Eddy

 

「主人は冷たい土の中に」(あるじはつめたいつちのなかに、原題:Massa's in De Cold Ground)は、1852年にアメリカ合衆国の作曲家スティーブン・フォスターが作曲した歌曲。

プランテーションの年老いた主人が亡くなり、奴隷として働いていた黒人らが、優しく皆に慕われていた主人を偲んで嘆き悲しむという内容。
フォスターが南部に旅行した際に書かれたプランテーション・ソングの一つ。「故郷の人々(スワニー河)」が発表された翌年の1852年に発表された。黒人英語の歌詞が多用されている。日本語に訳され、日本でも広く歌われている。

1 Round de meadows am a ringing
De darkey's mournful song
While de mocking bird am singing
Happy as de day am long
Where de ivy am a creeping
O'er de grassy mound
Dare old massa am sleeping
Sleeping in de cold, cold graound
Down in de cornfield
Hear dat mournful sound
All de darkeys am a weeping
Massa's in de cold, cold gound
草原に響きわたる
黒き同胞たちの哀歌
マネツグミたちは楽しく
戻らぬ日々を歌う
ツタの生い茂る
草葉の陰の墳丘に
あの優しかった主人は眠る
冷たい、冷たい土の中に
トウモロコシ畑の一面に
悲哀の歌が聞こえる
黒き同胞たちが涙を流し
主人は眠る、あの冷たい土の中に
2 When de autumn leaves were falling
When de days were cold
Twas hard to hear old massa calling
Cayse he was so weak and old
Now do orange tree am blooming
On de sandy shore
Now de summer days am comming
Massa nebber calls no more
秋の落葉、そして寒さが訪れる頃には
老いた主人の呼び声は聞こえなくなった
彼はもう歳を重ねて
すっかり弱り切っていたから
オレンジの木が花を咲かせ
砂浜に夏が訪れたのに
この暑い盛りにはもう
主人の呼び声を聞くことはない
3 Massa made de darkeys love him
Cayse he was so kind
Now, dey sadly weep above him
Mournin cayse he leave dem behind
I can not work before tomorrow
Cayse de teardrop flow
I try to drive away my sorrow
Pickin' on de old banjo
主人は黒き同胞たちに愛されていた
彼はとても優しかった
残された者たちは皆
先立った主人を想い悲嘆にくれる
もう明日から仕事も手に付かないだろう
ただただ涙が止まらない
どうしてこの悲しみを振り払おうか
使い古したバンジョーでも弾いてみようか

フォスター:主人は冷たい土の中に

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