モーツアルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364

バーゼル室内管弦楽団 Kammerorchester Basel
独奏ヴァイオリン: ヴィルデ・フラング Vilde Frang
独奏ヴィオラ: ニルス・メンケマイヤー Nils Mönkemeyer
Recorded the 18th May 2014 Concertgebouw Amsterdam

 
第1楽章と第2楽章にモーツァルト自身のカデンツァが残されているほか、技術的な面においても格段に高度になっている。演奏時間31分とモーツァルトの協奏曲としては比較的長大である。 18世紀末には、作者は不詳だが弦楽六重奏用に編曲されている。
 
器楽編成
独奏ヴァイオリン、独奏ヴィオラ
オーボエ2、ホルン2
第1・第2ヴァイオリン、第1・第2ヴィオラ、チェロ、コントラバス
オーケストラのヴィオラも2部になっているのが特徴である。
3つの楽章からなる。演奏時間は約31分。
第1楽章 アレグロ・マエストーソ 変ホ長調 4分の4拍子。協奏風ソナタ形式。12分ー13分
第2楽章 アンダンテ ハ短調 4分の3拍子。ソナタ形式。11分-12分
第3楽章 プレスト 変ホ長調 4分の2拍子。ロンド形式。6分ー7分
 
モーツァルトとヴィオラ
モーツァルト自身はヴィオラを弾いたと言われ、ヴィオラの独奏曲はないものの、この協奏交響曲の他にも、2曲のヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲 (K.423, K.424)、クラリネット・ヴィオラ・ピアノのための三重奏曲「ケーゲルシュタット・トリオ」など、ヴィオラの活躍する曲が多い。弦楽五重奏でも、通常の弦楽四重奏に加えられるのはヴィオラであり、弦楽四重奏曲『ハイドン・セット』でのヴィオラの充実ぶりも特筆される。チェロの曲で特に目立った曲がないのとは対照的である。

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