モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第3番ト長調 K.216

指揮: グスターボ・ドゥダメル Gustavo Adolfo Dudamel
シュトゥットガルト放送交響楽団 Stuttgart Radio Symphony Orchestra
ヴァイオリン: ヒラリー・ハーン Hilary Hahn
Live Recording : 16 April 2007, Aula Paolo VI, Vatican (ヴァチカンのパウロ6世ホール建設記念コンサート)

  

第1楽章 アレグロ - ト長調 4分の4拍子 協奏曲風ソナタ形式。
第2楽章 アダージョ - ニ長調 4分の4拍子 ソナタ形式。
第3楽章 ロンドー - アレグロ ト長調 8分の3拍子

ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した3番目のヴァイオリン協奏曲。
1775年の9月12日にザルツブルクで作曲された。5曲あるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲の中で、いわば最初の成功作といえる。第1楽章の第1主題はモーツァルトが数か月前に書き上げたオペラ「牧人の王」K.208の第3曲のアリアの前奏部分から転用されたという。
前作の第2番を作曲してから3か月しか経っていないのにもかかわらず、その間に技術的にも内容的にも飛躍的な進歩を見せており、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲の特色が遺憾なく発揮され、充実した作品でもある。

ヴァイオリン協奏曲第3番 (モーツァルト)

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