モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第16番 K.545

ピアノ:内田 光子 Mitsuko Uchida
2011年第53回グラミー賞で最優秀インストルメンタル・ソリストパフォーマンス賞を受賞
モーツァルト弾きとして定評があるイギリス在住のピアニスト

第1楽章 第2楽章 第3楽章

ピアノソナタ ハ長調K.545は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した3楽章からなるピアノソナタ。旧モーツァルト全集では第15番、新モーツァルト全集では第16番である。モーツァルトが、「初心者のための小さなソナタ」としたこの作品は、ソナチネアルバムにも収められており、ピアノ学習者にはおなじみの曲となっている。 1788年夏に作曲された。

第1楽章 Allegro ハ長調 4/4拍子 ソナタ形式。
ピアノ学習者ではない人でも聞いたことがあるであろうこの第1楽章は、ピアノ初心者の練習には最適な曲となっている。展開部がト短調で始まり、再現部は下属調であるヘ長調で始まる。作曲技術として興味深く、後にシューベルトが「5つのピアノ曲」(ピアノソナタ第3番)で採用している。

音楽の森 モーツアルト:ピアノソナタ 第16番

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