モーツアルト:ピアノ協奏曲 第22番 K.482 第2楽章 ハ短調 Andante

指揮: マリン・オールソップ Marin Alsop
ブラジル サンパウロ州・交響楽団 Orquestra Sinfonica do Estado de Sao Paulo
ピアノ演奏: ダヴィッド・フレイ David Fray

  

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482は1785年に作曲された。第20番と第21番の両傑作を生み出したあとの一連の協奏曲群は、次第に作曲者の内面を表現する傾向のものに変化していった。
この作品は、前述の第20番と第21番の関係と同じく、第23番とセットで書かれ、それらは共にオーボエが省かれてクラリネットが使用されるなど、編成的にも新しい試みが見られるが、甘美な第23番と比べ、人気は劣る。

第2楽章 Andante ハ短調後期のモーツァルトの特徴である、深く考え込むような緩徐楽章。
ハ短調と変ホ長調の間を行ったり来たりし、中間部はハ長調となるなど、ドラマチックである。チェロとコントラバスが実音で2オクターブ(記譜は1オクターブ)の間隔をあけて重ねられるなど、音響的にも工夫が見られる。

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