モーツアルト:『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』 "Eine kleine Nachtmusik" ト長調 K.525

コンセルトヘボウ室内管弦楽団 Concertgebouw Kamerorkest
Recorded the 14th of April 2013 - Concertgebouw Amsterdam

 

アイネ・クライネ・ナハトムジーク』(Eine kleine Nachtmusik)ト長調 K.525は、モーツァルトが作曲したセレナーデ。
モーツァルトの曲の中でも非常に有名な曲の一つ。セレナーデ第13番とも呼ばれる(モーツァルトが書いたセレナーデの第13番に相当する)。

1787年8月10日にウィーンで作曲された。『ドン・ジョヴァンニ』の作曲中の時期である。初演に関する資料は残されていない。アルフレート・アインシュタインは、モーツァルトは同年の『音楽の冗談』によって失われた音楽の秩序を回復するために作曲した、と想像している。 父の死とベートーヴェンとの邂逅後に作曲。

ドイツ語でEineは女性形の不定冠詞、kleineは「小さな」の意の形容詞kleinの女性形、Nachtmusikは、Nacht(夜)+Musik(音楽)の合成名詞で、「小さな夜の曲」という意味である。日本語では「小夜曲」と訳される。この題名は、モーツァルト自身が自作の目録に書き付けたものである。

Ⅰ. アレグロ、 ソナタ形式 ト長調 4/4拍子
Ⅱ. ロマンツェ(アンダンテ) 三部形式 ハ長調 2/2拍子
Ⅲ. メヌエットとトリオ(アレグレット) ト長調 3/4拍子
Ⅳ. ロンド(アレグロ) ロンド形式 ト長調 2/2拍子

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