モーツアルト:ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191

指揮:ジョヴァンニ・バッティスタ・リゴン Giovanni Battista Rigon
ヴィチェンツァ・オリンピコ劇場管弦楽団 Orchestra del Teatro Olimpico di Vicenza
ファゴット(バスーン):アリージ・ヴォルタン Aligi Voltan

 

3楽章からなる。演奏時間は約17分。
第1楽章 アレグロ 変ロ長調 4分の4拍子 協奏風ソナタ形式
第2楽章 アンダンテ・マ・アダージョ ヘ長調 4分の4拍子 展開部を欠いたソナタ形式
第3楽章 ロンド テンポ・ディ・メヌエット 変ロ長調 4分の3拍子 ロンド形式

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191 (186e) は、古今のファゴット協奏曲の中で最も知られた作品。モーツァルトが18歳の時の作品である。モーツァルトは他に3曲の協奏曲をファゴットのために作曲したと考えられているが、現存するのはこの1曲のみである。一時期、失われた協奏曲の1曲として出版された変ロ長調の作品があるが、これはモーツァルトでなくドヴィエンヌの作品と推測されている。
この協奏曲が作曲された事情や初演についてはわかっていないが、1774年6月4日にザルツブルクで完成しており、ザルツブルクの宮廷楽団員のために書かれたと考えられている。

モーツアルト:ファゴット協奏曲 K.191

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