ハイドン:弦楽四重奏曲 第79番 ニ長調 作品76-5

バローデット弦楽四重奏団 Balourdet String Quartet, USA

弦楽四重奏曲第79番ニ長調op76-5は、オーストリアの作曲家、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが作曲した弦楽四重奏曲である。特に第2楽章ラルゴが美しいため、この曲全体を「ラルゴ」と呼ぶことが多い。

第1楽章 Allegretto-Allegro
変形された三部形式をとっている。コーダはAllegroで、主題に複雑なリズムの旋律が絡む。

第2楽章 Largo. Cantabile e mesto
三部形式。遠隔調の嬰ヘ長調をとっており、曲も非常にロマン的なものになっている。

第3楽章 Menuet. Allegro
メヌエット。冒頭の音型は2楽章の主題と同じである。

第4楽章 Finale. Presto
ソナタ形式。再現部では第2ヴァイオリンが活躍する。

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