ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調 作品12-3

ヴァイオリン: ヨーゼフ・シゲティ Joseph Szigeti
ピアノ:クラウディオ・アラウ Claudio Arrau
Live recording at thr Library of Congress, Washington DC 1944

ヴァイオリンソナタ第3番 変ホ長調 作品12-3 は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが1797年から1798年にかけて作曲した3曲のヴァイオリンソナタの1曲。
他の2曲(第1番、第2番)とともに3部作として師であるアントニオ・サリエリに献呈された。ピアノに高度なアルペッジョ・半音階などを盛り込んでおり、新奇さを出している。

第1楽章 アレグロ・コン・スピーリト 変ホ長調、4分の4拍子、ソナタ形式。
冒頭からアルペッジョの華やかな展開。6連符が多くリズムに変化をつけている。
第2楽章 アダージョ・コン・モルト・エスプレッシオーネ ハ長調、4分の3拍子、三部形式。
穏やかな中間楽章。ピアノ左手部に3連符を使って単調さを避けている。
第3楽章 ロンド:アレグロ・モルト 変ホ長調、4分の2拍子、ロンド形式。

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