ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 第2楽章(抜粋)

Persimfans conductorless orchestra
ピアノ:ポリーナ・オセチンスカヤ Polina Osetinskaya

ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが1806年に作曲したピアノ協奏曲。ベートーヴェンのピアノ協奏曲といえば第5番『皇帝』が最も有名であるが、この第4番においても様々な革新的な手法が盛り込まれており、注目に値する。
第1楽章の主題は同時期の交響曲第5番「運命」と同様、同音連打のメロディが優雅である。
また、ピアノ協奏曲(Klavierkonzert)として、独奏楽器のみで開始される冒頭は、それまでに非常に数少なかった形式である。

第2楽章 Andante con moto ホ短調 2/2拍子 自由な形式。オーケストラが低音に抑えられた弦のユニゾンだけとなり、即興的で瞑想的な音楽を歌うピアノと、淡々と対話を続ける。

ピアノ協奏曲第4番 (ベートーヴェン)

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