ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」から ヘ短調 冬

ヴァイオリン:ユリア・フィッシャー Julia Fischer

1. アレグロ・ノン・モルト ( mvt.1 Allegro non molto)
身震いして真ん中で凍えている。噛み付くような雪。足の冷たさを振り解くために歩き回る。辛さから歯が鳴る。ソロヴァイオリンの重音で歯のガチガチを表現している。
2. ラルゴ (mvt.2 Largo)
外は大雨が降っている、中で暖炉で満足そうに休息。ゆっくりしたテンポで平和な時間が流れる。
3. アレグロ ( mvt.3 Allegro)
私たちは、ゆっくりとそして用心深くつまづいて倒れないようにして氷の上を歩く。ソロヴァイオリンは弓を長く使ってここの旋律を弾きゆっくりとそして静かな旋律に続く。しかし突然、滑って氷に叩きつけられた。氷が裂けて割れない様、そこから逃げた。私たちは、粗末な家なのでかんぬきでドアを閉めていても北風で寒く感じる。そんな冬であるがそれもまた、楽しい。

inserted by FC2 system