ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」から 春

ヴァイオリン:ユリア・フィッシャー Julia Fischer

協奏曲第1番 ホ長調、RV.269「春」(La Primavera)

1. アレグロ mvt. 1 Allegro
春がやってきた、小鳥は喜び囀りながら戻って来て祝っている、水の流れと風に吹かれて雷が響く。小川のざわめき、風が優しく撫でる。春を告げる雷が轟音を立て黒い雲が空を覆う、そして嵐は去り小鳥は素晴らしい声で歌う。鳥の声をソロヴァイオリンが高らかにそして華やかにうたいあげる。みな、和やかに
2. ラルゴ mvt. 2 Largo
牧草地に花は咲き乱れ、空に伸びた枝の茂った葉はガサガサ音を立てる。ヤギ飼は眠り、忠実な猟犬は(私の)そばにいる。弦楽器の静かな旋律にソロヴァイオリンがのどかなメロディを奏でる。ヴィオラの低いCis音が吠える犬を表現している。
3. アレグロ(田園曲のダンス) mvt. 3 Allegro
陽気な田舎のバグパイプがニンフと羊飼いを明るい春の空で踊る。

inserted by FC2 system