アレッサンドロ・マルチェルロ:オーボエと弦楽合奏のための協奏曲

指揮:ケレム・ハサン Kerem Hasan
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団 Turku Philharmonic Orchestra
当管弦楽団 首席オーボエ奏者:高島 拓哉 Takuya Takashima
3.12.2020, Turku Concert Hal

アレッサンドロ・マルチェッロの《オーボエと弦楽合奏のための協奏曲 ニ短調》は、1700年代初頭の作品であり、マルチェッロの最も有名な作品である。また最も有名なオーボエ協奏曲の一つである。過去においては、ベネデット・マルチェッロやアントニオ・ヴィヴァルディの作品と誤って伝えられてきた。ヨハン・セバスチャン・バッハはこの作品をハ短調のチェンバロ協奏曲として編曲した。

以下の3つの楽章から成る。
1. Andante spiccato アンダンテ・スピッカート
2. Adagio アダージョ
3. Presto プレスト
有名な第2楽章については、少なくとも2つの異稿が現存し、どちらも頻繁に演奏されている。主な相違は、オーケストラの和声と、中間部の旋律線である。

オーボエ協奏曲 (マルチェッロ)

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