アレッサンドロ・マルチェルロ:オーボエと弦楽器のための協奏曲 ニ短調 より Ⅱ Adagio アダージョ

Richard Stamp
Academy of London
オーボエ: レイ・スティル Ray Still

アレッサンドロ・マルチェッロの《オーボエと弦楽合奏のための協奏曲 ニ短調》は、1700年代初頭の作品であり、マルチェッロの最も有名な作品である。また最も有名なオーボエ協奏曲の一つである。過去においては、ベネデット・マルチェッロやアントニオ・ヴィヴァルディの作品と誤って伝えられてきた。ヨハン・セバスチャン・バッハはこの作品をハ短調のチェンバロ協奏曲として編曲した。

以下の3つの楽章から成る。
Ⅰ Andante spiccato アンダンテ・スピッカート
Ⅱ Adagio アダージョ
Ⅲ Presto プレスト
有名な第2楽章については、少なくとも2つの異稿が現存し、どちらも頻繁に演奏されている。主な相違は、オーケストラの和声と、中間部の旋律線である。

オーボエ協奏曲 (マルチェッロ)

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