指揮:ヘルムート・リリング Helmuth Rilling
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム Stuttgart Bach Collegium
テノール:ペーター・シュライアー Peter Schreier
クリスマス・オラトリオ(独:Weihnachts-Oratorium, 英:Christmas Oratorio) BWV248 は、クリスマスシーズン(クリスマスの12日, 12月25日~1月6日)に教会で演奏するために、1734年、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲したカンタータ集である。
ドイツ語の歌詞による全6部(計64曲)から成るカンタータ集。演奏する際は、教会暦に沿って、クリスマス(12月25日)から顕現節(1月6日)の内、日曜と祝日の計6日間に、全6部を、1日1部ずつ行う(4 構成 参照)。現代においては、コンサートなどでは、全6部を、休憩をはさみ、いちどに演奏することが一般的である。
バッハは、ライプツィヒの聖トーマス教会の聖歌隊を率いて、同地の聖ニコライ教会と聖トーマス教会の2つの教会を往復しつつ、このオラトリオを演奏したという。
15. Arie (Tenor) Frohe Hirten, eilt, ach eilet, eh ihr euch zu lang verweilet. Eilt, das holde Kind zu sehn! Geht, die Freude heist zu schon;, sucht den Anmut zu gewinnen, geht und labet Herz und Sinnen! |
15. アリア(テノール) 羊飼いたちよ、喜んで急げ、 いつまでもぐずぐずするな。 急いで、かわいい幼子を見るがいい。 これほどすばらしい喜びがあろうか! さあ、喜んでいただくのだ。 行って、心も思いも力づけてもらえ! |
歌詞対訳:國井健宏