J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005

ヴァイオリン独奏:ヒラリー・ハーン Hilary Hahn

Parts/Movements
1. Adagio 00:00
2. Fuga. Alla breve 04:54
3. Largo 16:40
4. Allegro assai 20:36

ヨハン・セバスティアン・バッハの作曲した無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001-1006は、3曲ずつのソナタ(BWV番号は奇数)とパルティータ(BWV番号は偶数)合計6曲からなり、ヴァイオリン独奏の楽曲として、今日では古今の名作の一つに数えられる。

3曲の「ソナタ」は、緩-急-緩-急の4楽章の、典型的な教会ソナタの形式をとっている。ソナタの第2楽章にはどれも長大なフーガを置いている。

一方「パルティータ」は、第1番・第2番がアルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグという組曲の典型的な4楽章形式をとり、第3番は前奏曲、ルール、ガヴォット、メヌエット、ブーレ、ジーグと、フランス風の管弦楽組曲を思わせる舞曲を配置している。なお、第1番はジーグのかわりにブーレがおかれ、第2番は4曲の舞曲のあとに、有名なシャコンヌが置かれている。また、曲によっては曲の後半を「ドゥーブル」として、一種の変奏曲にしている。

ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
ソナタ全3曲中、唯一の長調である。第2楽章のフーガは354小節からなる長大なものである。来たり給え、創造主なる聖霊よ(Komm, Gott Schopfer, heiliger Geist,)が主題となっている。
Adagio
Fuga (Alla breve)
Largo
Allegro assai

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ

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