J.S.バッハ:全トッカータ All Bach Toccatas (BWV 910-917)

ピアノ演奏:グレン・グールド Glenn Gould

BWV 910 00:00 - 11:43
BWV 911 11:51 - 23:03
BWV 912 23:09 - 37:10
BWV 913 37:19 - 54:26
BWV 914 54:28 - 01:03:03
BWV 915 01:03:05 - 01:11:48
BWV 916 01:11:52 - 01:20:43

トッカータ(伊 toccata)とは、主に鍵盤楽器による、速い走句(パッセージ)や細かな音形の変化などを伴った即興的な楽曲で、技巧的な表現が特徴。
toccataは動詞toccare(触れる)に由来しており、オルガンやチェンバロの調子、調律を見るための試し弾きといった意味が由来である。最初期の鍵盤用トッカータは16世紀中ごろに北イタリアで現れた。

後期バロックにおいてトッカータの傑作を残した最後の作曲家がヨハン・ゼバスティアン・バッハである。バッハは彼に直接影響を及ぼしたと思われるブクステフーデなどの作品をよく知っていたばかりではなく、より古い時代の音楽家の作品も詳しく研究していた事が知られており、フレスコバルディの「音楽の花束」(Fiori Musicali)やフローベルガーの作品を写譜していた事がわかっている。
オルガン用のトッカータにおいてはブクステフーデの様式を継承するとともに、規模や様式的一貫性、複雑性をより発展させた一方、チェンバロ用のトッカータにはより古い時代のトッカータの影響も見られる。


トッカータ(Wikipedia)

inserted by FC2 system