J.S.バッハ:パルティータ Partita 第2番 ハ短調 BWV 826

ピアノ:マルタ・アルゲリッチ Martha Argerich
ヴェルビエ音楽祭 VERBIER FESTIVAL 2008

6つのパルティータ(クラヴィーア練習曲第1巻)BWV 825-830(Sechs Partiten, Erster Teil der Klavierubung BWV 825-830)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲したクラヴィーアのための曲集。
イギリス組曲、フランス組曲とあるバッハの一連のクラヴィーア組曲集の集大成にあたり、またバッハの数多くの作品の中で最初に出版された曲集である。「平均律クラヴィーア曲集第2巻」や「ゴルトベルク変奏曲」などと並んでクラヴィーア組曲の最高峰と評価される。

導入楽章を持つことはイギリス組曲と共通するが、パルティータの導入楽章はそれぞれ異なった名称を持っている。前奏曲をプレリューディウム、プレアンブルムと言い換えていることから、これは意図的な趣向と考えられる。
古典舞曲に占めるイタリア式(アレマンダ、コレンテ、ジーガ。特にコレンテ)の割合が増え、ガラントリー(典雅な舞曲)のカプリッチョ、アリア、ブルレスカ、スケルツォ、テンポ・ディ・ガヴォッタ、テンポ・ディ・ミヌエッタ等もまたイタリア風の名称である。市田儀一郎は「このパルティータが強く「イタリア趣味」に傾斜し、どちらかと言えば「イタリア組曲」とよんだ方が妥当と思われる。しかしバッハが単に趣味上の傾向に走ったのではなく、あくまで堅牢で揺るぎない構成感覚に裏打ちされ、それらが高度の円熟した技法で処理されており、バロック組曲の総括としてこれらのパルティータが遥か高峰に聳える位置を占めていることが納得されるのではなかろうか」と記している。

パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826
1. シンフォニア (Sinfonia)
2. アルマンド (Allemande)
3. クーラント (Courante)
4. サラバンド (Sarabande)
5. ロンドー (Rondeaux)
6. カプリッチョ (Capriccio)

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