バッハ:インベンション & シンフォニア 第1番-第2番

ピアノ演奏:グレン・グールド Glenn Gould

 

1. Invention No.1 in C Major,  BWV 772
2. Sinfonia No.1 in C Major,   BWV 787
3. Invention No.2 in C Minor,  BWV 773
4. Sinfonia No.2 in C Minor,   BWV 788

インベンションとは、器楽曲の1ジャンルであり、通常は「ビチニア」の流れを汲む、2声体の鍵盤楽曲のことを言う。同様の3声体の鍵盤楽曲は「シンフォニア」というが、慣用的に誤って「3声インベンション」とも呼ばれている。本来はイタリアやドイツのバロック音楽のジャンルであり、イタリア語でインヴェンツィオーネ(invenzione)、ドイツ語でインヴェンツィオーン(Invention)というが、日本では、特にピアノ界において伝統的に英語読みすることが根付いており、表記は「インヴェンション」ではなく「インベンション」が定着している。
最も有名な作品は、バッハの《インベンションとシンフォニア》の前半部分である。バッハのインベンションは、教育的な意図から作曲され、たいてい公開演奏されることはなく、ピアノの学習者の教材に利用されることが多い。しかしながら、これらの芸術性を認めた多数のチェンバロ及びピアノ演奏家が様々なアプローチで録音を残している

インベンション

inserted by FC2 system