J.S.バッハ:パッサカリア と フーガ Passacaglia und Fuge ハ短調 BWV.582

オルガン演奏: 冨田 一樹 Kazuki Tomita
収録: ドイツ・リューベック 聖ヤコビ教会 大オルガン St.Jakobi, Lübeck Groß Orgel
 この度ライプツィヒで開かれた、2016年度第20回バッハ国際コンクールにて、第一位を獲得することが出来ました。
 応援してくださった方々には本当に感謝しています。受賞者コンサートで演奏した曲です。

 

この曲は、バッハが20歳半ばにして書き上げた、彼のあらゆるオルガン曲の中で最も崇高な作品。他の作曲家のパッサカリアとは比べ物にならない規模と充実した内容を持つ。
最も特筆すべきことは、フーガが全く「完璧な三重対位法」で完成されているということ。これほど素晴らしい音楽性と完璧な三重対位法、情熱的な感性と高い理性の融合を持った作品は世界に唯一この曲だけと云っても良いだろう。

パッサカリアとフーガ ハ短調(Passacaglia und Fuga c-moll)BWV582は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1710年頃に作曲したと推定されるオルガン曲の一つ。20回にわたって8小節の変奏を繰り返す曲である。
パッサカリアの低音主題の前半はフランスの作曲家アンドレ・レゾン(1650年以前 - 1719年)が1688年に出版した「オルガン曲集第1巻」に載った「第2旋法によるオルガン・ミサ」中の『パッサカリアによるトリオ』と『シャコンヌによるトリオ』の低音主題と同じである。また、この主題の最初の10音は、ニ短調に移調すれば聖霊降臨後第10主日ミサの聖体拝領唱Acceptabis sacrificium(Liber Usualis p.1023)の冒頭と一致する。124小節にも及ぶ終盤のフーガを第21変奏と見なして、単に「パッサカリア」と呼ぶこともある。

bach:パッサカリアとフーガ

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