J.S.バッハ:幻想曲とフーガ ト短調(大フーガ) Fantasie und Fuge BWV.542

オルガン演奏: マリー=クレール・アラン Marie-Claire Alain
収録:サントリーホール Suntory Hall 1987

 

幻想曲とフーガ ト短調 大フーガ BWV542は、ヨハン・セバスティアン・バッハが作曲したオルガン曲。前奏曲とフーガ ホ短調やパッサカリアとフーガ ハ短調と並んでバッハのオルガン曲を代表する最大傑作のひとつである。
この作品はミトロプーロスやストコフスキーによる管弦楽編曲、リストによるピアノ用の編曲でも親しまれているが、フーガの部分を独立させたストコフスキーの編曲版は聴く機会が多い。またオルガン曲「小フーガ ト短調 BWV578」と同じ調性を持つため、両者を区別して「大フーガ」と呼ぶようになった。

バッハ:幻想曲とフーガ(大フーガ)BWV542

マリー=クレール・アラン(Marie-Claire Alain, 1926年8月10日 - )はフランスのオルガニスト。大量の録音によって世界的に有名。
パリ近郊のサン=ジェルマン=アン=レーにて音楽家の一家に生まれる。父親アルベール(1880年-1971年)はアレクサンドル・ギルマンとルイ・ヴィエルヌに学んだオルガニスト兼作曲家。実兄ジャン・アランも作曲家である。マリー=クレール・アランは、パリ音楽院でマルセル・デュプレのオルガン科に在籍し、首席に輝いた。 熟練したレジストレーション、オルガンの演奏習慣の歴史に関する学識、威厳に満ち、陰影に富んだ演奏によって、20世紀のまさしく最上のオルガン奏者に位置付けられている。驚異的な記憶力の持ち主で、演奏予定の曲目の楽譜を携えずに演奏旅行に出ている。
アランの解釈は、つねに良い趣味に支えられているとはいえ、一連の経歴においてかなりの変化を遂げてきた。特定の作品に「これっきりという言葉」はないというのが信条である。
アランは、バッハのオルガン曲全集を3回にわたって制作しており、そのほかにも重要な作曲家のオルガン曲全集を録音している。事実アランは、前代未聞の録音点数を誇るオルガニストであり、そのレコードとCDは数々の称賛を受けてきた。アランは今も現役であり、今日まで国際的な演奏活動を続けている。オルガン教師としても、これほどの影響力をもつ人物はほかにない。

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