J.S.バッハ :コラール前奏曲 BWV 659 "Nun komm der Heiden Heiland"

Transcription for cello and piano
チェロ: ピエール・フルニエ Pierre Fournier
ピアノ: ジェラルド・ムーア Gerald Moore

いざ来ませ、異邦人の救い主よ(Nun komm, der Heiden Heiland)は、ミラノのアンブロジウスによるとされるキリスト教の聖歌「来ませ、異邦人の贖い主よ」(Veni, Redemptor gentium)に基づくルーテル教会他の賛美歌。およびこの賛美歌に基づく各種の宗教曲。いざ来たりませ、異邦人の救い主よとも訳す。

ルターが1524年にアンブロシウスのラテン語原文をドイツ語に翻訳し、訳詩に作曲を行った。ルターが作曲したコラール(讃美歌)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの同名のカンタータに引用されて、信徒以外にも広く親しまれている。
ルターは第1行の「贖い主」を「救い主」に改めるほか、とりわけ処女からの生誕に関して数箇所で意訳を行い、自身の神学を訳文に反映させている。しかしほとんどの内容はそのまま残されており、本稿では両者を一体のものとして扱う。

「来ませ、異邦人の贖い主よ」およびそこから発展した「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」は、典礼においては、カトリック教会やルーテル教会をはじめとする一部プロテスタント教会など、主に西方教会で、待降節(アドベント)に用いられる。例えばドイツ福音主義教会(ドイツのルーテル教会)では、「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」がアドベント第1主日の指定コラール(ルター派の礼拝で説教の直前に歌われる賛美歌)となっている。

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「来たれ、異教徒の救い主よ」 "Nun komm der Heiden Heiland"
BWV 659 Nun komm' der Heiden Heiland [Come now, Saviour of the heathen], a 2 Clav. e Pedale (ornamental chorale) in G minor

Over the quavers of the continuo-like "walking bass" in the pedal, the two inner parts move forward meditatively in canon, beneath the florid and melismatic cantus firmus of "Nun komm, der Heiden Heiland". The beautiful melody, endlessly prolonged and never fully perceptible amid the freely spiraling arabesques, evokes the mystery of the incarnation; it is matched by the perfection of the accompaniment.

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