バッハのオルガン曲を通してオルガンの演奏と解説

オルガニスト: マリー=クレール・アラン Marie-Claire Alain(2013年2月26日没)

マリー=クレール・アラン(Marie-Claire Alain, 1926年8月10日 - 2013年2月26日)はフランスのオルガニスト。大量の録音によって世界的に有名である。

パリ近郊のサン=ジェルマン=アン=レーにて音楽家の一家に生まれる。父親アルベール(1880年-1971年)はアレクサンドル・ギルマンとルイ・ヴィエルヌに学んだオルガニスト兼作曲家。実兄ジャン・アランも作曲家である。マリー=クレール・アランは、パリ音楽院でマルセル・デュプレのオルガン科に在籍し、首席に輝いた。
熟練したレジストレーション、オルガンの演奏習慣の歴史に関する学識、威厳に満ち、陰影に富んだ演奏によって、20世紀のまさしく最上のオルガン奏者に位置付けられている。驚異的な記憶力の持ち主で、演奏予定の曲目の楽譜を携えずに演奏旅行に出ていた。
アランの解釈は、つねに良い趣味に支えられているとはいえ、一連の経歴においてかなりの変化を遂げてきた。特定の作品に「これっきりという言葉」はないというのが信条であった。
アランは、バッハのオルガン曲全集を3回にわたって制作しており、そのほかにも重要な作曲家のオルガン曲全集を録音している。事実アランは、前代未聞の録音点数を誇るオルガニストであり、そのレコードとCDは数々の称賛を受けてきた。アランは晩年まで現役として、国際的な演奏活動を続けた。オルガン教師としても、これほどの影響力をもった人物はほかにない。 86歳で死去した。

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