J.S.バッハ：ミサ曲 ロ短調 Messe in h-moll BWV232

指揮： ヨス・ファン・フェルトホーフェン Jos van Veldhoven
オランダ・バッハ協会合唱団＆管弦楽団 Netherlands Bach Society Choir & Orchestra
Hana Blazikova, soprano 1
Anna Reinhold, soprano 2
David Erler, alto
Thomas Hobbs, tenor
Peter Harvey, bass
Recorded for the project All of Bach on December 15th 2016 at the Grote Kerk, Naarden（オランダ・ナールデン教会）

ミサ曲 ロ短調 (BWV 232) は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作曲したミサ曲。日本語ではロ短調ミサなどとも称される。早くは1724年に書かれたものを部分的に含むが、最終的に完成したのは、J.S.バッハの死の前年の1749年である。現代では、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲と並び、バッハの作品の中でも最高峰に位置するとされている。

ミサ曲ロ短調は、バッハの生涯を通しての合唱曲と神学への関わりの総決算として、フーガの技法と並ぶ象徴的な作品と広く考えられている。のみならず、しばしば「クラシック音楽」の最高傑作の一つともみなされている。アルベルト・バッソはこの作品について、次のように評している。「ミサ曲ロ短調は、全人生を捧げて書かれている。1733年に「外交的な」理由で作曲がはじまり、バッハがすでに盲目となっていた、人生最晩年に完結した。この記念碑的な作品は、「ライプツィヒのカントール」が編み出した、音楽の様式と技術のすべてを結集したものである。しかしまたこの作品は、カトリック的な神の讃美の世界と、ルター派的な十字架信仰の世界が、類のないほど衝撃的に出会う場でもある。」

0:07 Kyrie eleison (Coro)
11:07 Christe eleison (Duetto)
15:56 Kyrie eleison (Coro)
19:43 Gloria in excelsis Deo (Coro)
21:25 Et in terra pax (Coro)
26:06 Laudamus te (Aria)
30:09 Gratias agimus tibi (Coro)
33:19 Domine Deus (Duetto)
38:39 Qui tollis (Coro)
41:37 Qui sede (Aria)
45:49 Quoniam tu solus sanctus (Aria)
50:33 Cum Sancto Spiritu (Coro)
54:11 Credo in unum Deum (Coro)
56:12 Patrem omnipotentem (Coro)
58:12 Et in enum Dominim (Duetto)
1:02:35 Et incarnatus est (Coro)
1:05:50 Crucifixus (Coro)
1:08:56 Et resurrecit (Coro)
1:12:54 Et in Spiritum Sanctum (Aria)
1:18:10 Confiteor (Coro)
1:22:16 Et expecto (Coro)
1:24:28 Sanctus (Coro)
1:26:56 Pleni sunt caeli
1:29:18 Osanna in exelsis (Coro)
1:31:58 Benedictus qui venit (Aria)
1:36:20 Osanno in excelsis (Coro)
1:39:02 Agnus Dei (Aria)
1:45:16 Dona nobis pacem (Coro)