J.S.バッハ：ミサ曲 ロ短調 Messe in h-moll BWV 232

指揮： ラファエル・ピション Raphael Pichon
choir and orchestra：Ensemble Pygmalion
Joanne Lunn, soprano / Lea Desandre, mezzo-soprano / Lucile Richardot, alto
Emiliano Gonzalez Toro, tenor / Christian Immler, basse
Concert enregistre vendredi 24 mai 2019 a la Philharmonie de Paris.

ミサ曲 ロ短調 (BWV 232) は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作曲したミサ曲。日本語ではロ短調ミサなどとも称される。早くは1724年に書かれたものを部分的に含むが、最終的に完成したのは、J.S.バッハの死の前年の1749年である。現代では、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲と並び、バッハの作品の中でも最高峰に位置するとされている。

ミサ曲ロ短調は、バッハの生涯を通しての合唱曲と神学への関わりの総決算として、フーガの技法と並ぶ象徴的な作品と広く考えられている。のみならず、しばしば「クラシック音楽」の最高傑作の一つともみなされている。アルベルト・バッソはこの作品について、次のように評している。「ミサ曲ロ短調は、全人生を捧げて書かれている。1733年に「外交的な」理由で作曲がはじまり、バッハがすでに盲目となっていた、人生最晩年に完結した。この記念碑的な作品は、「ライプツィヒのカントール」が編み出した、音楽の様式と技術のすべてを結集したものである。しかしまたこの作品は、カトリック的な神の讃美の世界と、ルター派的な十字架信仰の世界が、類のないほど衝撃的に出会う場でもある。」

I. KYRIE 0:00 - Introduction 2:03 - Kyrie Eleison 11:46 - Christe Eleison 16:24 - Kyrie Eleison Gloria : 19:53 Et in terra pax : 21:32 Laudamus te : 26:30 Gratias agimus tibi : 30:40 Domine Deus : 33:56 Qui tollis peccata mundi : 39:23 Qui sedes ad dexteram Patris : 42:46 Quoniam tu solus sanctus : 46:45 Cum Sancto Spiritu : 50:50

II. SYMBOLUM NICENUM (CREDO) Credo in unum Deum : 57:25 Patrem Omnipotentem : 59:07 Et in unum Dominum : 1:01:01 Et incarnatus est : 1:05:33 Crucifixus : 1:09:14 Et resurrexit : 1:12:17 Et in Spiritum Sanctum : 1:16:25 Confiteor : 1:20:59 Et expecto : 1:23:33 III. SANCTUS Sanctus : 1:27:54 IV. OSANNA et BENEDICTUS, AGNUS DEI et DONA NOBIS PACEM Osanna : 1:33:05 Benedictus : 1:35:39 Osanna (repetatur) : 1:40:28 Agnus Dei : 1:43:10 Dona nobis pacem : 1:48:39