J.S.バッハ：ミサ曲 ロ短調 Messe in h-moll BWV 232

指揮：グレゴール・マイヤー Gregor Meyer
カメラータ・リプシエンシス Camerata Lipsiensis
Isabel Schicketanz, Sopran / Angelika Lenter, Sopran
Benjamin Glaubitz, Tenor / Stefan Kunath, Altus / Martin Schicketanz, Bass

ミサ曲 ロ短調 (BWV 232) は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作曲したミサ曲。日本語ではロ短調ミサなどとも称される。早くは1724年に書かれたものを部分的に含むが、最終的に完成したのは、J.S.バッハの死の前年の1749年である。現代では、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲と並び、バッハの作品の中でも最高峰に位置するとされている。

ミサ曲ロ短調は、バッハの生涯を通しての合唱曲と神学への関わりの総決算として、フーガの技法と並ぶ象徴的な作品と広く考えられている。のみならず、しばしば「クラシック音楽」の最高傑作の一つともみなされている。アルベルト・バッソはこの作品について、次のように評している。「ミサ曲ロ短調は、全人生を捧げて書かれている。1733年に「外交的な」理由で作曲がはじまり、バッハがすでに盲目となっていた、人生最晩年に完結した。この記念碑的な作品は、「ライプツィヒのカントール」が編み出した、音楽の様式と技術のすべてを結集したものである。しかしまたこの作品は、カトリック的な神の讃美の世界と、ルター派的な十字架信仰の世界が、類のないほど衝撃的に出会う場でもある。」

I. Missa (Kyrie & Gloria)
1. 00:00 Kyrie eleison I
2. 08:47 Christe eleison
3. 13:32 Kyrie eleison II
4. 16:19 Gloria in excelsis
5. 17:57 Et in terra pax
6. 22:06 Laudamus te
7. 26:22 Gratias agimus tibi
8. 28:53 Domine Deus
9. 34:04 Qui tollis peccata mundi
10. 36:46 Qui sedes ad dexteram Patris
11. 40:58 Quoniam tu solus sanctus
12. 45:12 Cum Sancto Spiritu

II. Symbolum Nicenum (Credo)
13. 49:05 Credo in unum Deum
14. 50:37 Patrem omnipotentem
15. 52:35 Et in unum Dominum
16. 57:08 Et incarnatus est
17. 59:55 Crucifixus
18. 1:02:31 Et resurrexit
19. 1:06:29 Et in Spiritum Sanctum
20. 1:11:25 Confiteor
21. 1:14:41 Et expecto

III. Sanctus
22. 1:17:24 Sanctus - Pleni sunt coeli

IV. Osanna, Benedictus, Agnus Dei et Dona nobis pacem
23. 1:21:49 Osanna I
24. 1:24:18 Benedictus
25. 1:28:53 Osanna II
26. 1:31:25 Agnus Dei
27. 1:36:04 Dona nobis pacem