J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 Messe in h-moll BWV 232

指揮: トーマス・ヘンゲルブロック Thomas Hengelbrock
バルタザール・ノイマン合唱団 & アンサンブル Balthasar-Neumann-Chor und Ensemble
エルプフィルハーモニー・ハンブルク Elbphilharmonie Hamburg

1:00 Kyrie eleison
11:41 Christe eleison
16:39 Kyrie eleison
20:46 Gloria in excelsis
22:29 Et in terra pax
27:05 Laudamus te
31:38 Gratias agimus tibi
34:42 Domine Deus
40:24 Qui tollis peccata mundi
43:23 Qui sedes ad dextram Patris
48:04 Quoniam tu solus sanctus
53:03 Cum Sancto Spiritu

ミサ曲 ロ短調 (BWV 232) は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作曲したミサ曲。日本語ではロ短調ミサなどとも称される。早くは1724年に書かれたものを部分的に含むが、最終的に完成したのは、J.S.バッハの死の前年の1749年である。現代では、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲と並び、バッハの作品の中でも最高峰に位置するとされている。

ミサ曲ロ短調は、バッハの生涯を通しての合唱曲と神学への関わりの総決算として、フーガの技法と並ぶ象徴的な作品と広く考えられている。のみならず、しばしば「クラシック音楽」の最高傑作の一つともみなされている。アルベルト・バッソはこの作品について、次のように評している。「ミサ曲ロ短調は、全人生を捧げて書かれている。1733年に「外交的な」理由で作曲がはじまり、バッハがすでに盲目となっていた、人生最晩年に完結した。この記念碑的な作品は、「ライプツィヒのカントール」が編み出した、音楽の様式と技術のすべてを結集したものである。しかしまたこの作品は、カトリック的な神の讃美の世界と、ルター派的な十字架信仰の世界が、類のないほど衝撃的に出会う場でもある。」

バッハ:ミサ曲 ロ短調

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