J.S.バッハ:マタイ受難曲 Matthäus-Passion BWV 244 より 第35曲, 第36曲, 第37曲, 第38曲

指揮: ハンス=ヨアヒム・ロッチュ Hans-Joachim Rotzsch - 15th Thomaskantor
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 Gewandhausorchester Leipzig
トーマス教会少年合唱団 Thomanerchor Leipzig
福音史家 / テノール:ペーターシュライアー Peter Schreier
大祭司 / ペテロ:ゲオルク・クリストフ・ビラー Georg Christoph Biller - 16th Thomaskantor
27.11.1985, Tokio

- 35. Geduld
- 36. Und der Hohepriester antwortete
- 37. Wer hat dich so geschlagen
- 38. Petrus aber sas drausen im Palast

バッハのマタイ受難曲(Matthaus-Passion)は新約聖書「マタイによる福音書」の26、27章のキリストの受難を題材にし、聖句、伴奏付きレチタティーヴォ、アリア、コラールによって構成された音楽作品である。BWV244。
台本はピカンダー(Picanderは「かささぎ男」という意味の筆名であり、本名クリスティアン・フリードリヒ・ヘンリーツィ、あるいはヘンリーキ)による。正式なタイトルは「福音史家聖マタイによる我らの主イェス・キリストの受難Passion unseres herrn Jesu Christi nach dem Evangelisten Matthaus」となる。

バッハが作曲したとされる受難曲は、マタイ受難曲(2作あったとされるが、「2作目は合唱が2組に分けて配置される」という記述の目録があるので、現在伝わっているのは2作目あるいは何らかの改作後の方であることがわかる)のほか、ヨハネ受難曲(BWV245、1724年)、ルカ受難曲(BWV246)、マルコ受難曲(BWV247、1731年)の計4つが数えられるが、ルカ受難曲は真作と見なされておらず、マルコ受難曲は台本のみが現存し、他は消失している。

inserted by FC2 system