J.S.バッハ：リュート組曲（パルティータ） ハ短調 BWV 997

リュート ：エヴァンヘリナ・マスカルディ Evangelina Mascardi

Ⅰ. Prelude 0:02
Ⅱ. Fugue 3:46
Ⅲ. Sarabande 11:55
Ⅳ. Gigue 16:57
Ⅴ. Double 20:13

リュート（英: Lute、伊: Liuto）は撥弦楽器の一種で、主に中世からバロック期にかけてヨーロッパで用いられた古楽器群の総称。ひとまとめにしてリュート属とも呼ばれるこれらの楽器群には時代や目的によってさまざまな形態のものがある。元来はアラビア起源の楽器が中世にヨーロッパに伝来し独自に発達し、リュートの原型となったと考えられている。

よく似た外見で現代もアラビア文化圏で用いられている楽器であるウード (oud) と同じ起源をもつとされ、また日本や中国の琵琶とも祖先を同じくする。リュートやウードの名前は「木」を意味するアラビア語の"al‘ud"（アル・ウード）に由来するとされてきた。英語では、リュート奏者はlutenist、リュート製作者はluthierという。