テノール歌手: クルト・エクウィルツ Kurt Equiluz

クルト・エクヴィルツまたはクルト・エクウィルツ(Kurt Equiluz, 1929年6月13日 - 2022年6月20日)は、オーストリアのテノール歌手。

ウィーンの生まれ。ウィーン少年合唱団のアルト・ソロで音楽の経験を積み、ウィーン音楽アカデミーでアドルフ・フォーゲル(ドイツ語版)に師事。1945年からウィーン・アカデミー室内合唱団(英語版)に所属した。1957年、ウィーン国立歌劇場で上演されたモーツァルトのオペラ《後宮からの誘拐》にペドリッロ役として参加し成功を収め、以降ウィーンを中心にテノール歌手として活動するようになった。

J.S.バッハの宗教曲のソリストとして、ニコラウス・アーノンクールやヘルムート・リリング等との録音でも知られる。1971年からグラーツ音楽院(英語版)の声楽科教授となり、1982年には母校のウィーン国立音楽大学(旧称・ウィーン音楽アカデミー)の教授となった。

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