ヴィオラ奏者:土屋 邦雄 Kunio Tsuchiya

土屋 邦雄(つちや くにお、1933年 - )は、日本のヴィオラ奏者、指揮者。


略歴

東京府生まれ。東京都立武蔵丘高等学校卒業。
東京芸術大学でヴィオラを学ぶ。他に打楽器を今村征男、指揮法を渡辺暁雄、管弦楽法を池内友次郎に師事。
大学卒業と同時に東京芸術大学付属高校で教鞭をとる。またNHK交響楽団に首席候補として入団。

1956年、ドイツ・ヴィオラ界の第一人者ウルリヒ・コッホと、作曲家のパウル・ヒンデミットと知り合いドイツ行きを勧められ、盟友河野昌彦の後押しもあり渡独。フライブルクの音楽学校でコッホに師事。

1959年1月20日、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の試験を受け合格、以後ベルリン・フィルのメンバーとなる。また、ベルリン・バロック・オーケストラの首席奏者、ソリスト、ベルリン・フィル八重奏団等で活躍。
ドイツでは小澤征爾、岩城宏之、天沼裕子といった日本人指揮者とも親交を深める。

2001年7月1日、ベルリン・フィルで最後の演奏会に出演し、退団。
その後、本拠をベルリンに置きながら、日本で指揮を含めた音楽活動を展開する。

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