ピアニスト: アリス-サラ・オット Alice-Sara Ott

アリス=紗良・オット(アリス=さら・オット、Alice-Sara Ott、1988年8月 - )は、ドイツ・ミュンヘン出身のピアニスト。


ドイツ語圏を中心とする地域でのピアノコンクール優勝経験を持つ。オーストリアのザルツブルク・モーツァルテウム大学でカール=ハインツ・ケマリンクに師事。

人物・エピソード

父親がドイツ人、母親が日本人。日本語・ドイツ語・英語を流暢に話せる。日本語はミュンヘンの日本人学校で身につけた。

2017年5月23日放送の『セブンルール(関西テレビ)では以下の「ルール」が紹介された。
1.本番前は指を温めるためにルービックキューブを揃える。
2.ステージの上では裸足。
3.家でクラシックは聴かない(番組の取材時には自室でサザンオールスターズを聴いていた)。
4.買い物はインターネットで。
5.ウイスキーはストレート。
6.待ち時間は極力作らない。
7.練習するより経験する。
2019年2月15日、多発性硬化症と診断されていたことを自身の公式サイトとSNSアカウントで公表した。

家族

ピアニストのモナ=飛鳥・オットは実妹。

受賞歴

父親がドイツ人で母親が日本人のハーフ。
1995年 ドイツ連邦青少年音楽コンクール優勝。
1997年 スタインウェイ国際コンクール優勝。
1998年 イタリア・リゲティ国際コンクール優勝。
1999年 ハンブルク・スタインウェイコンクール優勝および特別観客賞受賞。
2000年 グロートリアン・シュタインヴェークピアノコンクール優勝。
2001年 カール・ラングピアノコンクール優勝。
2002年 カール・ラングピアノコンクール優勝。
2003年 リンダウ・ロータリー・ヤング・ミュージックコンクール優勝、ケーテン・バッハ・青少年コンクール優勝および市長特別賞受賞。バイロイト音楽祭に招かれ、ワーグナー愛用のピアノを使用してリサイタルを開催。
2004年 イタリア・シルヴィオ・ベンガーリ・コンクール優勝(史上最高得点)、中村紘子の招きにより日本でのデビューを果たす。ドイツのramレーベルよりCDデビュー。
2005年 ヨーロッパピアノ指導者連盟コンクール優勝。
2008年 ドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶ。
2010年 「クラシック・エコー・アワード2010」にてヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞。

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