ピアニスト: アレクセイ・リュビモフ Alexei Lubimov

アレクセイ・リュビモフ(ロシア語: Алексей Любимов, ラテン文字転写:Alexei Lubimov, 1944年 9月16日- )は、ロシアのピアニスト・チェンバロ奏者。


モスクワ音楽院でゲンリフ・ネイガウスとレフ・ナウモフに師事。いくつかのコンクールで好成績を残したのち、シェーンベルクやシュトックハウゼン、ブーレーズ、リゲティなどの現代音楽の作品のソ連初演を行なった。同時代の西側の音楽に関わったことはソ連当局から厳重な非難を招き、数年間、国外に出ることを妨害された。その間に古楽器への取り組みに専念する。
また、モスクワ・バロック四重奏団を結成し、タチアナ・グリンデンコとともにモスクワ室内アカデミーを創立している。世界中でリサイタルや主要なオーケストラとの共演に加えて、定期的に(たとえばエイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団などの)古楽器アンサンブルと共演しており、室内楽奏者としても活躍しており、さらにはアンドレアス・シュタイアーやナターリア・グートマン、ペーター・シュライアー、ハインリヒ・シフ、クリスティアン・テツラフ、ギドン・クレーメル、イワン・モニゲッティ、ヴィーラント・クイケンらのパートナーも務めてきた。

フォルテピアノ奏者としてモーツァルトのピアノ・ソナタ全集やショパンのバラード全曲録音を行なった。また現代音楽の専門家としては、とりわけシルヴェストロフの作品に熱心に取り組んでいる。

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