ピアニスト: ワレリー・アファナシエフ Valery Afanassiev

ベフゾド・アブドゥライモフ(Behzod Abduraimov、露: Бехзод Абдураимов ビェフゾート・アブドゥライーマフ、1990年9月11日 - )は、ウズベキスタン出身のピアニスト。
ワレリー・パーヴロヴィチ・アファナシエフ(ロシア語: Валерий Павлович Афанасьев、ラテン文字転写例: Valery Afanassiev、1947年9月8日 - )はロシアのピアニスト、詩人・作家である。日本ではvの子音を正確に反映させてヴァレリー・アファナシエフと表記されることも多い。ときにバレリー・アファナシエフという表記も見られる。


概説

モスクワ生まれ。モスクワ音楽院にてエミール・ギレリスとヤコフ・ザークにピアノを師事。1969年にライプツィヒ・バッハ国際コンクール、1972年にブリュッセルで行われたエリザベト王妃国際コンクールにおいて優勝。ベルギーで演奏旅行を終えた後、西側への政治亡命を決断し、ベルギー国籍を取得している。

現在はヴェルサイユに暮らし、音楽活動のかたわらフランス語で詩作や小説の執筆にも取り組んでいる。リサイタルではさまざまなパフォーマンスを行うこと、とりわけ、自作の詩や哲学的なエッセイを朗読することで知られる。

近年は指揮者としての活動にも取り組んでいたが、オーケストラが言うことをきかないということで、指揮活動からは撤退した。異才、鬼才、思索するピアニストなどと呼ばれてその個性を讃えるファンもあり、きわめて遅めのテンポ設定および間の取り方、透徹した音の響かせ方、その為のペダルの使い方をすることもしばしばというイメージがあるが、実のところ、そうしたスタイルばかりではなく、表現の抽斗は多彩である。

ムソルグスキーの『展覧会の絵』のようなお国ものもレパートリーに入っているが、世界的にはベートーヴェンやシューベルトのソナタ、ブラームスの後期小品集のようにドイツ・ロマン派のピアノ曲の中でも、わりあい渋めのレパートリーとその独特な解釈ゆえに有名である。かつてはギドン・クレーメルの室内楽演奏のパートナーとしても有名だった。

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