ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(Royal Liverpool Philharmonic Orchestra, 略称RLPO)は、イギリス最古のオーケストラの一つ。

リヴァプールを拠点とし、イギリスのオーケストラで唯一、自前の演奏会場を所有する。本拠地の「フィルハーモニー・ホール」(Philharmonic Hall)は、とりわけ優秀なアコースティックに恵まれ、数々の録音に利用されている。

概要

ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団は、楽団の創設以来、マックス・ブルッフ、ヘンリー・ウッド、マルコム・サージェント、チャールズ・グローヴズ、ジョン・プリッチャードといった指揮者が首席指揮者を務めてきた。2001年からは首席指揮者はジェラード・シュワルツが務めていたが、2005年9月からのシーズンをもって離任し、2006年9月からヴァシリー・ペトレンコが後任に迎えられている。シュワルツの前任指揮者リボール・ペシェクは桂冠指揮者に、ヴァーノン・ハンドリーは名誉指揮者に任命されている。常任客演指揮者はカール・デイヴィスが務めている。
国内外での演奏活動のほか、FM放送でラジオ番組にも出演している。

録音

1998年に自主レーベル(RLPO Live)を設立、2003年からクラシコ・レコーズにも録音を開始している。カール・ニールセンの交響曲全集ならびに管弦楽曲秘曲集を、ダグラス・ボストックの指揮により、新校訂版によって録音した。音源は、ベートーヴェンやドヴォルザークから、マーラー、ラフマニノフ、ブリテン、ヴォーン=ウィリアムズに至るまで膨大な量に上る。

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