オランダ室内管弦楽団 Netherlands Chamber Orchestra

ネーデルラント室内管弦楽団またはオランダ室内管弦楽団(蘭:Nederlands Kamerorkest)は、オランダ・アムステルダムを本拠地とする室内オーケストラである。


1955年にシモン・ゴールドベルクを中心として設立。1985年にアムステルダム・フィルハーモニー管弦楽団(Amsterdams Philharmonisch Orkest)・ユトレヒト交響楽団(Utrechts Symfonie Orkest)と合併し、ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団となるが、ネーデルラント室内管弦楽団の名称で引き続き活動を行っている。

コンサート活動が中心だが、ネーデルラント・フィルとともにネーデルラント・オペラのピットに多く入る楽団である。 主要な指揮者として、ゴールドベルク、デイヴィッド・ジンマン、アントニ・ロス=マルバらが務め、合併後はネーデルランド・フィルと兼任でヘルムート・ヘンヒェンが首席指揮者を務めた。2003年よりヤコフ・クライツベルクが同じく兼任で首席指揮者に就任している。またフィリップ・アントルモンが客演指揮者を務めている。

主なレコーディングは、レオポルト・ハーガー指揮・ジャン=ジャック・カントロフ独奏でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集、ゴールドベルクの独奏でJ・S・バッハのヴァイオリン協奏曲集、ジンマン指揮でJ・C・バッハのシンフォニア集などがある。

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