指揮者: ハインツ・ワルベルク Heinz Wallberg

ハインツ・ワルベルク(Heinz Wallberg、1923年3月6日 - 2004年9月27日)は、ドイツの指揮者。


生涯

1923年、ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州ハム生まれ。ドルトムントとケルンの音楽大学で学ぶ。1946年より指揮活動を開始し、以来数々のドイツ各地の歌劇場の指揮者や音楽総監督を務めた。最終的にはエッセン歌劇場の総監督を務めつつウィーン国立歌劇場に頻繁に客演した。

比較的振り付けを重視した棒の振り方でドイツものを中心としたレパートリーを持っていた。

日本との関係では、1966年よりNHK交響楽団を頻繁に指揮し、2004年に亡くなるまで客演を続けたため、日本でも親しまれた。NHK交響楽団との最後の共演は2004年2月28日土曜日にNHKホールで行われた第1510回定期演奏会であり、このときのプログラムはワルベルク生誕80年を記念して1966年に初めてNHK交響楽団に登場した際のプログラムをほぼ忠実に再現したものであった。

年譜

録音について

録音はあまり多くないが、ヘルマン・プライ、エッダ・モーザー、ジークフリート・イェルザレム、ヘレン・ドーナトと豪華な顔ぶれを集めた『メリー・ウィドウ』のCDや、ウィーン交響楽団を指揮してのガラコンサート「ウィーンの春」シリーズのDVDなどが今日も親しまれている。

Wikipedia

inserted by FC2 system