指揮者: ハンス=マルティン・シュナイト Hanns-Martin Schneidt

ハンス=マルティン・シュナイト(Hanns-Martin Schneidt, 1930年12月6日 - 2018年5月28日)は、ドイツのバイエルン州キッツィンゲン(Kitzingen)生まれの指揮者。


略歴

ライプツィヒ・聖トーマス教会合唱団に入団。ギュンター・ラミンに師事。その後ミュンヘン音楽大学で指揮・作曲・オルガン・音楽学を学ぶ。1955年、ベルリン教会音楽学校長に就任。ベルリン・バッハ・コレギウム、カイザー・ヴィルヘルム記念教会バッハ合唱団を設立。1963年、ヴッパータール市立劇場音楽総監督に就任。

1984年、1981年に亡くなったカール・リヒターの後任として、ミュンヘン・バッハ管弦楽団、ミュンヘン・バッハ合唱団の芸術監督に就任、同団の危機を救う。以来2001年までその任を務める。その後名誉指揮者に就任。1995年、国立ドイツ・ユースオーケストラ(DMO)を設立。

1997年、東京フィルハーモニー交響楽団の協力のもとに設立されたシュナイト・バッハ合唱団の芸術監督に就任。2001年より東京藝術大学外国人客員教授に就任。

2002年4月より神奈川フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任。2005年、ジャパンユースフィルハーモニック(後にジャパンアカデミーフィルハーモニックに改称)を設立、名誉指揮者に就任。

2007年4月から2009年3月まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団音楽監督。

現在はドイツでの活動を休止し、日本での活動にのみその力を注いでいるが、健康上の理由により2009年9月以降の予定は決まっていない。

宗教音楽のみならず、管弦楽曲、劇場音楽の指揮にも造詣が深く、また教育者としても高い評価を受けている。ルター派の敬虔な信徒でもある。初来日は1990年

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