チェリスト: モーリス・ジャンドロン Maurice Gendron

モーリス・ジャンドロン(Maurice Gendron, 1920年12月26日-1990年8月20日)は、フランスのチェリスト・指揮者。

ニースに生まれ、ニース音楽院で学んだ後、パリ音楽院でジェラール・エッキャンに師事し、パブロ・カザルスの薫陶も受けた。 1940年代半ばから、ロジェ・デゾルミエール,ヘルマン・シェルヘン,ヴィレム・メンゲルベルクらから指揮法を教わっている。 第二次世界大戦中は演奏家としてのデビューは妨げられたが、1947年にセルゲイ・プロコフィエフのチェロ協奏曲のヨーロッパ初演を行い、名声を高めた。

ジャンドロンは、熱心な教育家としても知られ、1954年からザールブリュッケン音楽大学のチェロ科教授となり、1970年からはパリ音楽院のチェロ科主任教授に就任している。

1960年にチェリストとして来日した後、1972年に指揮者として来日し、東京都交響楽団を指揮。その後も1980年代には草津夏季国際音楽アカデミー&フェスティヴァルの講師としてたびたび来日し、チェロや室内楽、オーケストラの指揮や指導に携わった。
1990 パリ近郊にて没。

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