ロバート・コーエン(Robert Cohen、1959年6月15日 - )は、イギリスのチェロ奏者、指揮者。
ロンドンの生まれ。1969年から1976年までウィリアム・プリースの下でチェロを学び、姉弟子のジャクリーヌ・デュ・プレやムスティスラフ・ロストロポーヴィチらの薫陶も受けた。
1976年にロンドンのウィグモア・ホールでデビューを飾り、1980年にはユネスコ国際音楽コンクールやピアティゴルスキー国際チェロ・コンクール等で入賞して国際的な名声を得た。
父レイモンドと母アンシア・レアルとの三重奏も好評を博した。
1990年から指揮活動も行う。
2000年からはルガーノの音楽院で教鞭をとっている。